
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 気分屋上司のサンドバックにならない方法
- 機嫌が悪い上司から身を守る方法
- 理不尽な態度を取られたときの対処法
- 我慢の限界に達したときに取るべき行動
本記事を書いた人
気分屋な上司をもつと大変ですよね。「自分の機嫌くらい自分で直してくれよ…」こんな風に思ってしまいます。
ですが、残念なことに会社に勤めている以上は自分で上司を選ぶことはできません。
私自身も気分屋な上司に当たってしまったことがあり、精神的に辛かったです。
気にしないようにしよう!と何度も試みましたが、気になるものは気になる!スルーなんてできませんでした。

機嫌が悪い=相手を見下している
誰にでも機嫌の悪い態度を見せているわけではない、相手を見てやっていることに途中で気づきました。
たとえば上司よりもさらに上の人やクライアントはもちろん、同期や仲の良い人相手にはそんな態度を取らないですし、その人たちが見ている場ではいつもご機嫌だったんです。
つまり、上司が機嫌が悪いと感じるということは、あなたのことを見下しているのです。
不機嫌さを全開にすることで
- 機嫌を取ってほしい
- 言うことを聞いてほしい
- 萎縮させてコントロールしたい
と思っているのです。

この記事では、
- 気分屋な上司に当たってしまった時に、自分を守る方法
を解説していきます。

気分屋上司のサンドバックにならない方法
冒頭で記載したとおり、機嫌が悪いということは上司はあなたのことを見下しています。
相手を変えることは大変なので、サンドバック扱いをされないよう、こちらが変わるしかないです。
毅然とした態度をとる
機嫌の悪い上司を見て、おどおどと狼狽えた態度をとっていませんか?
そのような弱い姿を見せてしまうと、「この人はコントロールできる」と相手は調子にのってきます!(体験談です)
そう思われるとどんどんエスカレートしていくので、なるべく毅然とした態度をとるように気を付けましょう。
機嫌を取ろうとしない
機嫌が悪い人を見ると「何か嫌なことでもあったのかな」と心配になりますよね。
「自分が嫌な行動を取ったのか…?」と、つい機嫌を取ろうとしてしまいますが要注意です。
あなたのせいじゃなくても、あなたが機嫌を取ろうとすることで、矛先があなたに向いてしまいます。
機嫌が悪い上司から身を守る方法
すでにサンドバックになってしまっている場合、どうやって付き合っていけばいいのでしょうか。
まずは自分の心を守ることを優先に対応方法を考えてみました。
機嫌が悪いときは話しかけない
いちばんはコレにつきます。急ぎの用がない限りは話しかけないこと。
「機嫌が悪い、どうしたのかな?」と無理に近づくとあなたが火傷を負うので、なるべく近づかないことです。
今は最悪に機嫌が悪くても、気分屋はちょっとしたことで機嫌が直ったりするので、タイミングを見計いましょう。
機嫌の波を把握する
とはいえ上司は上司。報告やレビューなどで話しかけないといけませんよね。
そういう時のために機嫌の波を把握しておくと良いです。
- お昼前後は機嫌がいい
- 金曜日の夕方は機嫌がいい
- クライアント報告の直後は機嫌がいい
など、じっくり観察していると、ある程度の法則性があることに気付きます。
上司より目上の人がいる時を狙う
上司の機嫌が直るまで待っていられない、緊急を要して話しかけないといけないときは、二人きりの時は避けましょう。
なるべく上司より目上の人が近くにいるタイミングを見計らいます。
上司も人なので、自分よりも上の人がいる中では感情を出しにくいのです。
火に油を注ぐことだけは避ける
気分屋な人は短気で怒りの沸点が低いので、いつの間にか地雷を踏んでいる可能性があります。
ただでさえ機嫌が悪いのに、自分が原因でさらに機嫌が悪くすることだけは絶対に避けたいですよね。
「マメに連絡しない」ことが地雷の場合は、機嫌が良い時に…と思って報告が遅れると、それが怒りに触れる場合があります。(ムズカシイ…)
上司の地雷がどこにあるのか、どの程度で沸騰するのかを把握して、怒りをさらに挑発させることだけは避けましょう。
機嫌が悪い上司に理不尽に怒られたときの対処法
どんなに気を付けていても、機嫌が悪い上司に理不尽に怒られてしまうこと、ありますよね。

機嫌が悪い上司に怒られたときは、自分を責めないことが大切です。
「自分が悪かったのかな」「もしかして私のせいかな」と考えてもキリがありません。
悲しいですが、ただ単に機嫌がわるくて、そこに感情の吐き口であるあなたが居ただけです。
よく分からない内容で怒られると頭がおかしくなりそうになりますが、自分が悪いんだと自分を責めないでください。
「なぜそんなことでキレるの?」「よくそんなに怒れるな?」とグルグル考えてしまうけど、そう考えている間も上司に支配されていることになります。
ある程度「まあ、そういう人なんだ」と割り切って、傷ついた自分のケアに集中するようにしましょう。
不機嫌は立派なハラスメント!我慢の限界に達したら
気分屋というとちょっと可愛らしく聞こえるかもしれませんが、度がすぎると立派なパワハラにあたります。
「フキハラ」という言葉はご存じでしょうか?
不機嫌ハラスメントとは、通称「フキハラ」と呼ばれ、「不機嫌」な気分の時に周囲の人にあたってしまい困らせることを指します。不機嫌になることで、口調や態度が変わり周囲の人に気を使わせたりするは、人間関係のトラブルを起こしてしまいます。フキハラになることで、周囲は常に気を使うことや仕事の依頼をすることに抵抗が出るなど日常の業務にも影響を与えてしまうことになり兼ねないハラスメントです。
引用:Schoo for Business 職場で起こる不機嫌ハラスメントの意味と対策について解説する | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス
発言を録音しておこう
フキハラをする上司は相手を見て不機嫌な態度をとってきているので、周りの人に相談しても「あの人そんな人じゃないよ」と言われる可能性が高いです。
あなたのことを守ってくれるのは証拠です。我慢の限界かも…と感じ始めたらまずは発言を記録しておきましょう。
ハラスメントと認められれば、休職や退職といった事態に陥ったときに優遇処置があったりするので、念には念を入れておくべきです。
iPhoneの録音アプリだと「何スマホ触ってるんだよ!?」と怒りをかう恐れがあるので、こういうペン型の録音機を忍ばせるのがオススメ。
3000円前後で安心を買えると思ったら、安い買い物だと思います。
※画像は楽天さんからお借りしました。
https://item.rakuten.co.jp/qztelectronics-direct/qfrr119-1/
人事または上司より上の人に相談する
証拠が取れたら、人事や上司より上の人に相談してみましょう。
配置転換などの処置をしてくれたり、何かしらの対応をしてくれるはずです。
転職を考えるのもアリ
他に報告したことがバレてエスカレートするのが怖い、という場合はさっと転職するのもアリです。
まずはいくつかの転職サイト・転職エージェントに登録していつでも転職できる環境を作っておきましょう。
退職がこじれそうな時は退職代行を使ってもいいと思います。何よりも自分の心を大切にしてください。
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まとめ
この記事では気分屋な上司に当たってしまったときに自分を守る方法について解説しました。
自分の感情をむき出しにしてくるということは、相手は完全にあなたのことを見下してきています。人を選んでやっています。
あなたは何も悪くありません。毅然とした態度で接して、なるべく自分のことを責めないようにしてくださいね。
もし、「もう限界かも…」と感じているなら、
- 証拠を取る(発言を録音する)
- 人事や上司の上の人に相談する
- 転職サイトに登録する
など環境を変える準備を始めましょう。