
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- つい頑張ってしまう理由
- 頑張りすぎた自分に気付く方法
- 心をラクにする方法
本記事を書いた人
私自身、何事も頑張りすぎてしまう素質があります。
走りすぎてボロボロになるまで頑張って頑張って。
他人の問題も勝手に自分が背負って、勝手に苦しくなっていました。
元々要領がいいワケではないので、頑張っても報われないことが続きました。
「こんなに頑張っても出来ない自分は本当にダメなんだ」と本気で思っていました。
頑張りすぎている自覚はありませんでした。
ある時、ある人にこう言われたんです。
「そんなに頑張ってる姿は、これ以上見たくない。」
頑張ることは絶対的に良いこと、と思っていた私にとって衝撃でした。
それから「頑張ることをやめることを頑張ろう」として(また頑張ってる・・・笑)やっと最近、ブレーキの踏み方がわかってきました。
なにごとにも全力な頑張り屋さんへ
「頑張ること 疲れた」と検索してこのページにたどり着いたあなたは、きっと真面目な頑張り屋さんです。
「疲れたな」と感じていても、ついつい頼まれたことを引き受けてしまったり、常に何事にも全力投球。
元気なうちは頑張れるかもしれませんが、知らず知らずのうちにストレスが溜まっているかもしれません。
ある時プツンと糸が切れてしまわないよう、頑張りすぎるほどの頑張り屋なんだ、と気づくことから始めましょう。

この記事では、頑張ることに疲れたのに休み方が分からないという方に、
- 疲れるまで頑張ってしまう理由
- 頑張ることを止めて心をラクにする方法
を解説していきます。

疲れるまで頑張ってしまう心の中
仕事でも、プライベートでも。
つい「もっと頑張らなくちゃ。」「まだ努力が足りないんだ。」と、自分を追い込んでいませんか?
ガス欠状態なのに、「頑張った分だけ幸せになれる」と信じて走り続けていませんか?
「自分さえ頑張れば解決できる」と他人の荷物まで自分の肩に乗せていませんか?
その結果、背負い込んだ荷物が重すぎて、疲弊しきってしまう…
こんな風につい頑張ってしまう人の奥底にあるものは何でしょうか?
それは「頑張らないといけない」という思いです。
- 頑張らないと成功しない
- 頑張らないと愛されない
- 頑張ってない自分なダメな人間
- 頑張らないと生きている意味がない
つまり、心の奥深くで「頑張らない自分は無価値」だと思ってしまっているんです。
頑張りすぎる人は、自分に自信がない?!
「頑張らないと無価値」ということは、ありのままの自分に自信がないのです。
頑張ることで鎧を身につけて自分を守っているのです。
頑張って頑張ってやっと、すこしだけ自信が持てます。
だから一生懸命、頑張ってしまうのです。
ですが、「~しないといけない」と義務感に思う時、人はストレスに感じます。無理してます。
頑張ることは良いことかもしれませんが、
もう限界、もう休みたい、なんで私ばっかり、もっと気楽に生きたい…そんな感情を無視していませんか?
自分の本当の気持ちにフタをしていては、「頑張ってなんとか生きる」状態が続いてしまいます。

頑張りすぎる人の特徴
頑張っているピークの時はアドレナリンが出て疲れを感じません。
でも、何か問題が解決しそうになった時、何か成果が出そうになった時、そこで燃え尽きてしまいませんか?
無理していた分、一気に疲れが出て「なんかもう、何もかもいいや…」とさえ思ってしまう。
こんな風に頑張りすぎてしまう人はどんな特徴があるのでしょうか。
完璧主義
すべて完璧、100点を取らないといけないと思っている人ほど頑張りすぎてしまいます。
本当は70点で良くても、自分自身に課す合格レベルが高すぎて、疲弊してしまいます。
自己評価が低い
周りからは評価されていても、自分自身への評価が低いです。
「でも、あの人のほうがもっとスゴイ」と他人と比べ、「自分はまだまだ。頑張らなくちゃ。」と思ってしまいます。
成長意欲が強い
去年より今年、昨日より今日、何か成長したと感じるものがないと生きてる意味がない・・・
朝から資格の勉強に励んだ日は充実感を感じますが、ボーっと一日を過ごしてしまったときは「ヤバイ、今日何もしてない」と焦ります。
他人の目を気にする
自分よりも他人の目を気にしてしまう人は、つい頑張りすぎてしまいます。
「やりたくないな」と思っても、周りがやってるとやらないといけないと感じます。
頑張ることをやめて心をラクにする5つの方法
頑張ることは悪いことではありません。今まで頑張ったから今のあなたがいるんです。
でも、頑張りすぎることで心が疲れているなら。もうちょっと、ラクに生きませんか?
頑張りすぎる人にとって頑張らないことが難しく、それもまた頑張らないといけないのですが…。

完璧じゃない自分を認める
誰も完璧な人なんていない、ときっと頭ではわかっているはず。
完璧ではないありのままの自分を自分自身で認めてあげましょう。
頑張ってることに気付く
「頑張らなきゃ!」と思ったときは「あ、また頑張ってる」と気づいてあげてください。
頑張ってることに気づかないと、自分を労わることもできません。
息切れしないラインを知る
頑張り屋さんは、頑張ろうと思えば自分にムチを打ってどこまでも頑張れてしまいます。
自分が疲れずに頑張れるラインを知ることが大切です。
全力で走って息切れしてプツンと止めるよりも、細く無理せずにやったほうが続くこともありますよ!
自分を労わる時間を大切にする
「疲れた」「休みたい」「限界」と心の奥底で思っていても、その気持ちに素直になることができません。
走れなくなってしまうから、フタをしてしまいます。
たまには本当の気持ちに素直に従って、疲れたと感じたら一息ついてください。
「するべき」じゃなくて「したい」を優先する
人一倍の頑張り屋さんは、「するべきこと」を優先させます。
- 休みの日は資格の勉強をするべき
- 早く起きて充実した朝を過ごすべき
- 仕事もダイエットも頑張るべき
と、しなくちゃいけないことでスケジュールが埋まって苦しいです。
するべきことは後回しにして「したい」と思うままに過ごす日があってもバチは当たりません!
心が疲れたら、休んで手放そう
自分の話になって申し訳ないのですが、私は頑張れる自分が好きだったし、頑張れることを誇りに思っていました。
でもその分、精神的に頑張れなくなると、頑張れない自分が嫌で嫌でたまらなくなってしまいます。
「なんでこんなことが頑張れないの?」「あの人は頑張れてるのに、自分はなんでできないの?」と。
頑張れない自分が不思議で、そんな自分自身を理解できなくなりました。
どうしても行きたくなくて、心が重くて「もう限界だ」と思っても、休むことができませんでした。
- 休んだら他人に迷惑かける
- この状況に負けたくない
- ズル休みだと思われるかもしれない
と思っていたんです。
(今は休む練習をして休めるようになりました。)
「頑張らないといけない」を手放す
頑張ることは悪いことではありません。
頑張ることに疲れているなら、きっと頑張る方向がちょっと違うだけです。
- 自分が頑張りたくて頑張っているのか
- 頑張らないといけないから頑張っているのか
この違いだけだと思っています。
頑張りたくて頑張る汗と、頑張らないといけないから頑張る汗は似て非なるもの。
前者はきっと自然と上手くいくし、後者は自然と上手くまわらなくなります。
頑張らないといけない!と思っていることがあれば、ちょっとずつ手放してみましょう。
手放すときは少し怖いです。
- 頑張らないと回らなかったのに、頑張るのをやめたらもう無理だ!!!
- だから結局頑張らないといけないんだよ!!
と思うかもしれません。
でも、手放してみたら手放してみたで案外やっていけることに気付けるはず。
頑張り屋さんなあなたなら大丈夫です。
まずは軽い荷物から、すこしずつ手放してみましょう。
まとめ
頑張ることは悪いことではないし、頑張らないといけない場面もきっと誰しもあるでしょう。
でも、「頑張りすぎて疲れたしまった」と感じるときは心がSOSを出しています。
そんなときは心の声に従って、意識的に頑張らないことを頑張ってみてください。
頑張れない自分、完璧じゃないありのままの自分を認められるようになれば、頑張りすぎてしまうループから抜け出すことができます。