副業が解禁となったおかげで日本の終身雇用制度は終わりを迎え、色々な働き方が認められる時代に突入しつつありますよね。
そんな時代の流れの中で「複業」とか「パラレルワーク」という言葉をよく耳にするようになりました。

こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- 複業の種類
- 目的別の働き方
- 複業の仕事の種類
- 複業にオススメの仕事
記事の信頼性
私は昨年、思い切って会社を辞めてからパラレルワーカーとして生計を立てています。
当ブログでは、さまざまな仕事をしてきた私の目線で、悩んでいる方に本当に役立つ情報を厳選してご紹介しています。
今回は、複業ってどんな働き方なのか気になっているあなたに、
- 複業にはどんな働き方があるの?
- 複業の仕事にはどんな種類があるの?
- 複業にオススメの仕事は?
をわかりやすく解説していきます。
じわじわとトレンドになっている複業ですが、どんな働き方なのか想像つかない人も多いのではないかと思います。

目次
働き方の種類・タイプ
複業の働き方は、「企業×企業」、「企業×個人」、「個人×企業」、「個人×個人」に分類できます。
企業×企業
複数の企業に雇われる働き方です。
毎月決まった金額が振り込まれるため、安定感があるのがメリットです。
ただ、今の日本において複数の会社を掛け持ちする働き方を認めている企業はかなり少ないので、実現させようとするとハードルが高いです。
この働き方を目指す場合は雇用形態が派遣やパートになるかもしれません。
個人×企業 / 企業×個人
会社に所属しながら個人事業主やフリーランスとして仕事をする働き方です。
たとえば、会社員として働きながらフリーランスとしてWEBライターの仕事をしたり、不動産投資をして収入を得たりするケースです。
逆に個人事業主としての仕事が主軸で、企業に所属する働き方もあります。
個人と企業の仕事を組み合わせることで時間的な制約は生じてしまいますが、安定した基盤を確保しながら、新しいことにチャレンジできる点がメリットです。
個人×個人
自分の会社を経営したり、個人事業主やフリーランスとして複数の仕事を平行する働き方です。
たとえばフリーランスとして複数の仕事を平行する場合は、WEBデザインの知識をもった人が個人でホームページ作成を請け負ったり、企業のコンサルをしたり、というケースです。
企業に所属しているわけではないので、時間的な制約がなく自由に働くことができるのがメリットです。
安定的な収入が約束されているわけではないので、常に自分のスキルを磨いていく必要があります。
目的別の働き方
複業は収入を目的とする副業とちがい、目的は人によってさまざまです。
主な目的別にどのような働き方が合っているのか解説していきます。
自己実現
自己実現を目的にする場合は、「自分がやりたいことをやりたい」「自分の理想とする生活をかなえたい」と思っていることでしょう。
自分の好きなことを追求できる個人の仕事を中心にするのがオススメです。
貯金や収入に不安がある場合は企業の仕事も組み合わせることで、リスクを減らした状態でチャレンジすることができます。
スキルアップ
自分の知的好奇心を満たしたり、外部の知識を吸収したいという目的がある場合は、企業の仕事を組み合わせるといいでしょう。
個人の場合は自分の意思で勉強会に参加して積極的に学びに行く姿勢がないとスキルアップが難しいですが、企業に所属していればある程度能動的にスキルを学ぶことができます。
安定収入
副業の考え方に近いですが、収入を安定させるために複業をしたいというケース。
安定的な収入が目的のため、完全にフリーランスになるよりは企業に所属しながら個人で活動して収入を増やすほうがいいでしょう。
個人の仕事が会社員としての収入を超えた場合でも、会社員として働き続けることで安定した生活を保つことができます。
社会貢献
報酬に関係なく社会貢献がしたい場合は、企業に勤めながらNPO法人や地域のボランティアから始めてみるといいでしょう。
仕事の種類
次に、複数の仕事の種類について解説していきます。
成果に対して給与が発生する「成果報酬型」、労働した時間に給与が発生する「労働時間型」、自分の商品を持っている「オーナー型」に分類することができます。
成果報酬型
成果報酬型は自分が労働で生み出した成果に給与が発生します。
たとえば、成果報酬型でホームページの作成を請け負った場合、ホームページを作成している時間に対して給与は発生しません。ホームページが完成してクライアントに納品した時点で、その成果物に対して給与が支払われます。
長時間かけてつくったホームページも、短時間でつくったホームページも同じ金額が支払われるため、短時間で作業ができる人はより多く稼げることになります。
また、成果報酬型の仕事は納期に余裕がないことがほとんどなので、時間的な制約は生じてしまいますが、自分のスキル次第でカバーできそうです。
労働時間型
労働時間型は自分が働いた時間に対して給与が発生します。
たとえば正社員としての働き方もこの労働時間型に分類されますし、カフェのバイトも同じです。
自分のスキルや成果に関係なく報酬が発生するので、誰でも安定した収入を得ることができるのがメリットです。
ただし、自分の時間を売ってお金に換えているため時間的な制約があり、自由を求める人にとってはストレスになるかもしれません。
オーナー型
オーナー型は自分で生み出した商品に対して報酬が発生します。
たとえば、オンラインサロンをひらいたり、youtubeやブログから広告収入を得たり、自分で開発した商品を売ったりするのもこのオーナー型にあたります。
稼げるようになるまで地道な努力が必要ですが、すべてを自分で決めることができるので、いちばん自由度が高いです。
報酬の額は自分次第で0にも100にもなるため、オーナー型の仕事をするときには覚悟が必要です。
複業におすすめの仕事
IT・Web系
webデザイナー
webマーケター
エンジニア・プログラマー
webライター
動画編集
イラストレーター
事務・オフィス系
通訳・翻訳
人事・採用代行
経理代行
営業代行
事務代行(オンライン秘書)
データ入力
在宅ワーク系
ブログ運営
配信
せどり・転売
その他
パーソナルトレーナー
ヨガインストラクター
カメラマン
占い師
Uber Eats
家事代行
ベビーシッター
まとめ:複業は自分に合った働き方ができる
複業の種類にフォーカスして複業を選ぶ際のポイントを解説していきました。
複業はひとつの企業に縛られず、自分の目的や自分に合った働き方を自由にカスタマイズして働くことができます。
複業に合った仕事の種類も豊富にあるので、興味のあることから始めてみてください♪